chronic life

I can (not) have relations.

真夏の夜は振り向いては駄目なのさ

壊れてしまえばいいのにね、何もかも。そんな訳で、ドロップアウト
共闘だ何だと云ったって、所詮はそんなの君達とあいつ等の問題な訳で、直接僕に関係がある訳でも無し。どうして翼を貸さねばならぬのか。焼き切れた沢山の自爆テープの山の中で、奥で、隅で、端で、道は続いていくから、そんなことには気付かなかったりする。飯を喰えば眠くなり、独りで眠るよりは隣りに誰かいて欲しい。それが何時しか肉欲を生み、子供を産み、家族が出来、愛を育み、風はそよぎ、春は流れ、時は時雨、闘いは終わり、部屋は追い出され、探偵は廃業し、路頭に迷い、公園に住み、爪を噛み、トラウマを加味、拝むのは神、延ばすのは髪。インタールードで歌を唄うのは女子。悪戯書きの仕草を盗み、僕には最早、どれが誰だか全く判らず。革命を宣言するには、余りにも何もかもが中途半端過ぎた。それでも、死に向かっていたこの小さな王国を、誰の手からも守ることなく、捧げることもなく唯、茫然と立ち尽くしていた。見ることさえ出来なかった。そう、何も出来なかった。時間は刻々と過ぎていくと云うのに、そこには何の変化も成長も得られず、手に入れたのは徒労だけで、その他の凡てを僕は消費した。犯人たる読者に嘲笑われるかの如く、僕は同時に冷笑し、忘れられないように忘れる振りをした。90年代にその青春の凡てを消費した訳でもなく、未だ思春期が終わる気配も無く、唯年と責任と病因と拭えぬ疲労感だけが積み重なっていく。当たり前のこと。もう、誰も気にしなくなってしまった位、余りに普通なこと過ぎて、相手にしてくれる人なんて誰もいなかった。誰もが知っている筈なのに、知らないように地球は廻る。そう、地球が球だろうが板だろうが、はたまたヴァーチャル・リアリティだった処で、大抵の人の生活は変わらないし、恐らく僕もその独りだろう。


だから、DAKARAおお神よ。君よ。時よ止まれ、君は美しい。そして唯、一筋の、光あれ。


誰かの物真似なんかじゃない。偽者なんかじゃない。コピーでもシュミラークルでもない。オリジナルでさえない。それはつまり、神話のようで神話でなく、東京のようで京都じゃない。長崎でもないし、札幌でもない。台湾でもなければ、クワラルンプールでもない。天使であることに違いは無いが、それは無名だと云うことと殆ど同義である。人の人の話を聴くと、要はそうえは僕のことで、従姉弟の従姉弟は俺みたいな、堂々巡りに近いものがある。終われないと云う、とても消極的に後ろ向きな理由の為だけに、終わりに出来ないなんて、何だかとっても厭なのだ。僕は、厭だ。お前が、厭なんだろ? 僕を、唆すのか? 是は、俺の事件だ。俺の中心で、愚痴をこぼす。ロックなんて、所詮俺に出来る訳なく、夜には露を、死に苦を。桃色に染め上げた、その脳味噌を全部ぶちまけて、一緒くたにしちまえばいいんだ。そうだそうだそうしよう。句読点なんか糞喰らえだ改行無くしてスピード感出して書き殴って最後に愛とか云ってりゃあ舞城になると想ったら大間違いだマザファカ。態とだよ、ワザ。等と、人間失格な大庭葉蔵の小学校の同級生も云っております。海辺に建てた別荘だって、結局名義は姉貴のもんだし、あいつが死ななきゃ俺のモンにはなんねぇーんだよ、だから殺るしかねぇだろうが。アン?「Chime」? 知らねぇなぁ、そんな女。あんた、あの子の何なのさ? 雲の無い空に生まれ、流れることも留まることも知らず、血の雨と魂の落雷があるだけだ。さ、さとるの化け物だよ。さとるの化け物だ。小松か筒井どっちかだよ、多分。うろ覚えだよ。頭の中のウロで憶えてるんだよ、きっと。明日は新聞休みだし、丁度いいよね。何が丁度いいんだか、訳判んねぇよ。サイズがピッタリで、気持ちがいいって話ですか。違うのか、違わないのか。違わなくないのか。どっちにしても悪魔じゃないよ。破壊は、創造。イメージすることが大事だと、『リップスティック』の夏八木勲も云ってたよ。藍と悠は、どうなるんだろうね? I&you。愛と友。藍の。の「藍」は、早川藍から取ってるんだと、今此処だからバラしてしまおう。魔王マモー。はなわまおー。言葉だってきっと、兇器にもなるし救いにもなる。だから俺は、尖ってないけどイタイ自分を呪っているように見えて、案外と自分が大好きなのです。呪いったって要は、負の掛け金を払った祈りな訳で、借金スタートマイナス成長。一箇月マイナス一万円生活。濱口に今度やって貰おう。
――いや、こんな処で終わってしまっては本当は拙いんだろうけど、僕はタブーが大好きなので、やっぱり此処で終わります。南無。