chronic life

I can (not) have relations.

終わった、何もかも……

と云う訳で、終わりましたね『27時間テレビ』。毎年想うけど、終わった後のこの虚脱感と云うか、脱力感は何なのでしょう。今年は、例年以上に楽しんだ所為か、余計に力が抜けてしまう。ふむ、幽体離脱した後の躰みたいだ……。
ボクシングは、品川の唄と矢部の顔以外はマジだったなぁ。試合が始まると、丸で自分がリングの上に立っているように、心臓が高鳴って、鳥肌が治まらない。インターバルの度に、放心状態に陥る。3Rの途中から、猛然と涙が零れて来て、4Rが終わる迄止まらなかったよ。岡村の見せるマジな顔は、何時でも僕を感動させる。さんま師匠にダメ出しされても、自分のフィールド以外だとすっかり借りて来た猫みたいに実力発揮出来なくてもいい。俺は、岡村隆史が好きだよ。好きだ。
で、やっと止まったと想ったら、加藤妻=かおりちゃんの手紙。ううっ! 小羽ちゃんの無関心具合がツボな訳で。マジで加藤さんが着いてたら、こんなに感動しなかったかも。だって、それって見慣れた風景だから(笑)。
途中で断念宣言を勝手に出されてしまった加藤さんの処に、山さんが来てキレても、何時もの極楽喧嘩モードになり損なったのは、疲労の所為か、時間が無かったからか。何か、加藤さんの顔が良かったよ、父親の顔だった。
ラストの提供読みの後、歌手が来てるって誰かと想ったら――深野さん! 父親違いだよ! やっぱ飛鳥はやることが違うなぁ。こうでなくちゃ、締まらないや。深野さんはテンポ間違えるし、終わり時間が妙に余っちゃうし、最後の最後迄笑わせてくれたよ、今年は。
バカな番組だよ、本当。バカなキャストにバカなスタッフ。そして最高にバカな視聴者――の俺。
最高の番組だったなぁ、本当。こんなお祭に、一視聴者と云う形とは云え、丸々付き合えたことは、本当に嬉しいことだ。腹抱えて笑って、マジな姿を観て泣いて、やっぱりバカバカしいや、と想って――こんな番組、もう無いかも知れないなぁ。少なくとも、某Nテレの奴では味わえないよ。仮令、マラソン走るのが杉田かおるでもね。
あぁー、お腹一杯。腹十二分目です。ご馳走様でした――。