chronic life

I can (not) have relations.

太陽の塔

時間の進み具合が、何だか微妙です。
天井に付けられた丸い照明器具が、温かいような冷たいような、仄かな光の帯を出しています。それを真下から眺め乍ら僕は、一体今、何を想っているのだろう? 自分でも善く判らない。僕の決断は、僕達の決断は、間違っていたのだろうか? 正しかったのだろうか? そんなことは、今の僕には全然判らない。唯、凡てはもう元には戻らないと云うことだ。覆水盆に返らずなのです。後悔……はしてるけど、そんなこと云ってられない。僕等は前に進まなきゃいけないんだ。変わらなければならない。変わるために、僕等は離れたのだから。変わらなければ、意味が無い――。