chronic life

I can (not) have relations.

セーラー服と機関銃/第五回

残り二回とは云え、この回で一気に色んなことが明るみに出たなぁ。刑事・黒木の裏の(真の)顔が暴かれたり、それを知ってしまった稲葉が一発でやられてしまったり、その黒木をも操っていた黒幕「ふとっちょ」の正体が判ったり、三大寺と真由美の関係がはっきりしたり、やっぱりその真由美が持っていたコインロッカーの鍵の場所にヘロインが隠されていたり……と、書き出していけばキリがないんですが、それでもまだ謎は残ってるんだよなぁ。どうして「ふとっちょ」の探していたヘロインの在り処を真由美が知っていたのか?とか、そのヘロインに泉の父親はどう拘わっていたのか?とか、どうして星貴志は死ななくてはならなかったのか?とか、この物語の根幹に拘わる部分が、まだ全然判っていない。その辺りを全部、次回真由美が語ってくれるのかなぁ。そして、どうして泉と佐久間は、あんなことをしなければならなくなったのか。それが一番、気になるところではありますが。しかし、今回はやっぱり金さんが、金さんがぁ……だったなぁ。健次が先に逝っちまうかと想ってたけど、この構成はちょっと狡いですよ。泣くに、いや哀しむに決まってるじゃないですか、あんな風にされたら。あれじゃあまるで、悟飯とピッコロさんじゃないですか。あー、切ない。やっぱ、片山さんの演出が性に合ってるのかなぁ。