chronic life

I can (not) have relations.

交渉人 真下正義

折角なので時系列順に観てみようと想い、今月20日に「踊るレジェンドスペシャルプロジェクト」の一環として再放送された『逃亡者 木島丈一郎』と続けて鑑賞致しました。これはあれですね、『踊る大捜査線』に『古畑任三郎』に『ケイゾク』、オマケに『QUIZ』も全部大好き!と云うような人であれば、充分に楽しめたんじゃないだろうかと想います。いや、それは端的に云って結構な雑食と云うことになるんでしょうし、その非常に判り易くて近しい例は、僕自身な訳ですが。中盤辺りの真下と犯人の知恵比べ的な部分や、木島やSATや爆弾処理班などの活躍も存分に楽しめたし、ラストのオチも僕としては面白かった。まぁ、アレを完全なる肩透かしや逃げと想うか、「変な落とし方してきたなぁ」と笑えるかは、先ほども書いた雑食性の問題のような気もしますが。キャストとしては、寺島さん、國村さん、松重さん、金田龍之介さん(線引屋役)辺りが良かったのは最早当然として、ユースケさんも普通に格好良かったですよねぇ。まぁ、あくまで「真下が」と云うことではありますが。それで、織田さんが出ていないのは知っていたし、柳葉さんも出番は少ないんだろうなぁとは想っていたんですが、水野美紀さんも始まって一時間くらい全然出てこなくて、その後もそんなに大きな見せ場みたいなものはない感じだったのがちょっと意外でした。まぁ、あの本当に最後の五分くらいがその見せ場だったのかも知れませんが、その点に関してだけは一水野美紀ファン兼真下と雪乃さんの関係をずっと見守ってきた者の一人として、少し残念だったように想います。二人のその後について、どういう展開を見せているのか結構気になっているんですが、その辺りは『容疑者 室井慎次』や新作の『弁護士 灰島秀樹』なんかでは触れられているのかなぁ。取り敢えず、録画している『容疑者〜』の方だけでも早めに観るかな。ど、動機が不純過ぎる……。

交渉人 真下正義 スタンダード・エディション [DVD]

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