chronic life

I can (not) have relations.

役者魂!/第二回

僕の知る限りでは、そんなに評判がいい感じではないようなんですが、個人的にはとても良かったと想います。何と云うか、色んなパートや意味において、視聴者の期待を常に脱臼していってやろうと云うような志の感じられる、「脱臼ドラマ」として観れば、かなり巧くいっているんじゃないだろうかと。まぁ、そもそも近年の連ドラにおける「脱臼」と云えば、君塚さんのお家芸みたいなものではあるんですが。流石に、本能寺海造のあの演技で講演自体が大絶賛されると云うのは、脱臼と云う次元を通り越しているようにも想いましたが(そもそも、あれではちゃんと台詞が客席まで届いていなかったんじゃないだろうか)、それ以外で特に目ぼしい瑕疵のようなものは見受けられなかったし。まぁ、瑕疵がなけりゃあ面白いのか?と問われたら、僕は寧ろ「瑕疵があっても面白い」の方に賛同してしまいそうだし、つまらないと想ったら観るのを止めてしまえばいいので、敢えてそういう人に意見するようなつもりは毛頭ない訳ですが。とにかく、僕は面白かったです。それと、登場人物を微妙に『踊る』とリンクさせて考えてみると、尚面白いかも。例えば、松さん→青島、藤田さん→室井(和久さんじゃないところがポイント)、未來君→真下、ローサちゃん→雪乃さん、香川さんと前川さん→スリーアミーゴスとか(超適当)。すみれさんがいないとか、子供二人はどうする?とか云われても、返しようがないですが。まぁ、そういう風に見えなくもない、くらいの感じで。