chronic life

I can (not) have relations.

アンフェア the special コード・ブレーキング―暗号解読

正直、個人的には今回のSPでもう結構満足かなぁ。安本さんの語っていたことが真実なら、連ドラ終了時に僕が最も気掛かりだった雪平の父親の死の真相も判明したし、連ドラのラストカットからの流れもちゃんと活きた。それに、これ以上無駄に話を大きくしてしまうと、流水っぽくなっていくような気がしてならないし。と云うか今回のSPだって、観方によっては流水っぽいと云えなくもないんじゃないだろうか(勿論、流水っぽくなるのが駄目だと云いたい訳ではありませんが)。想いの外、安藤の出番が多かったことにも少し驚きましたが、今回のSPだけなら、江口さんの役ってそんなに重要じゃなくない?と云うのも、恐らく映画版へ気を持たせるためなんでしょうね。まぁ、ラストで蓮見と話していたのは、まだ誰とも名指し難いですが。後はやっぱり、特にストーリー的に似ている部分があると云う訳じゃないんですが、連ドラ→SPドラマ→映画と云う流れもあって、何となく『ケイゾク/特別篇 PHANTOM』と似た雰囲気を感じました。そう考えると、安本さんは壺坂的ポジションだったのかなぁ、と云えなくもないし(かなり強引)。他にも、ファーストシーンがPCを打ちながらの語りだったり、過去に死んだ主人公の父親が重要な存在だったりする点も、被ると云えば被るんだよなぁ。まぁ、途中からはそういうフィルターを通して観てしまっていたので、冷静に考えればそれくらいの類似点、大したことじゃないのかも知れませんが。しかし、この考えを推し進めていくと「アンフェアなのは誰か」ならぬ「朝倉なのは誰か」と云う問題に突き当たってしまう訳なんですよねぇ。うーん。とか何とか云いつつ、多分映画も観に行っちゃうんだろうなぁ、ミーハーだから。映画版こそ大活躍してね、小久保管理官!