chronic life

地下室の屋根裏部屋で

ネコソギラジカル(中)赤き征裁vs.橙なる種/西尾維新/講談社ノベルス

読了。これはヤバいね。今まで読んだ西尾氏の本の中で、一番好きかも知れない。いやぁ、参った。少年誌的な展開と云うよりも、会話劇として。つくづく西尾氏は言葉の人だなぁ、と痛感した訳です。お、俺だけ?
今回はいつにも増して、引用したくなるようなフレーズが多かったなぁ。引用って云うか、単純に口ずさみたい。全部挙げてると幾らスペースがあっても足りない感じなので、後ろの方に載ってたのを一つだけ。

「仲良しさ」

「それだけかよ」とか、「そこかよ」とか云わないように。この一言には正直痺れた。痺れる方が、どうかしてるのかも知れないけど。だって、だって……。
元々、狐の人はかなり好きだったんだけど、本作を読んでその認識を改めた。これは、この人は、あまりに僕のツボに嵌り過ぎている。だ、大好きだ……。本当、最悪だよ狐さん。これまで読んだ小説に出てきた登場人物の中で、ベスト5くらいに入りますよ。敵役だったらベスト1かも。
狐の人だけじゃなくて、本作で登場した主だった新キャラは、大抵僕の琴線に触れてますね。ま、未読の方の興を殺いでしまうかも知れませんので、敢えて名前は挙げませんが。皆いいよ皆。特に真心は、色んな意味で魔人ブウかと想いました。勿論、褒め言葉ですよ。
後、あの人があんなこと云うもんだから、やっぱりあっちの人はああなんだろうか?と想った次第です。え? 何のことか全く判らないって? 勿論、そのように書いておりますので。あー、『ネ(下)』が出るのは、早くても11月かなぁ。今年中に読めるといいなぁ。
まぁ何と云うか、基本的に全肯定ですよ。少なくとも、今の時点では。

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)