chronic life

I can (not) have relations.

あいくるしい/第七回

今回はちょっと落ち着いたように見せ掛けて、実は結構今後への布石を沢山置いていった回だったと想う。判り易いところだと、豪がボクシングを習い始めるトコとか。それに、原沢家の離婚問題とか、由美にそっくりの女性が出て来るとか、大伴の見合い話なんてのもある。あーもう、種蒔き過ぎ。
一見元気になっているように見える徹生が一番ヤバくて*1、やっぱりこの後壊れてしまうんじゃないだろうかと想っていたら、ああいう人が出て来ますからねぇ。本当、どうなるか眼が離せませんよ。『美しい人』の田村正和みたいになったりして。いや、今回は野島作品の集大成ですからね、ないとは云い切れない。
虹色の戦士の紺色は、もっと他のキャラがいなかったかなぁ、とは想う。今まで全然出てなかったのはいいとしても、紺色っぽくないじゃん、何か。夜の紺色なら、ひきこもりでずっと登校拒否だった子とか、そういうのもアリだったと想うけど。そんなこと云ったら、聖子なんて幼稚園の時の帽子なんだけどさ(笑)。しかし、一人20回だったらそんなに真っ暗になるまでかからないんじゃないの?>お百度参り
みちると矢口と政希の関係は、何とも不穏ですね。政希は、矢口自身のためにと云うよりも、矢口の置かれている状況のために泥を被ろうとしている、と云うことか。ふむ。来週、みちるが何か更にヤバいことになりそうだったし。そろそろ抑え気味だった負の野島テイストが出て来るのかもなぁ。
後あれだ、じっくり観返せば見付かるのかも知れないけど、竜一の症状の件はこれまで殆ど伏線がなかったような気がするなぁ。こっそりノートを書いてたら奈々に見付かりそうになって、急いで隠すシーンとか。そういうのあったっけ?

*1:心の底では由美が死んだのを認められないみたいだし