実は色んな人が出演していると云うのは知ってたんですが、市井由理が出てきた時は流石にちょっとビックリしましたね。どういう映画だろう、と云うことを考えてみるとこれはやはり青春映画ではないだろうか、と思う訳です、僕は。勿論、今で云う「R18+」に当たる区分の指定にもなっていますし、些か過激かなと思われる描写もあるにはあるんですが、良くも悪くもこの映画はエロい作品ではない、と云うことはここに明記しておきたいと思います。それに、あの鈴木砂羽や片岡礼子の初々しい演技なんて、そうそう観られるものじゃないですよ。で、観ている最中に一番似てるかなぁと感じたのが石川寛監督の『tokyo.sora』で、その最たる理由は中盤辺りでメインの二人が夜明けの街を駆け抜けるシーンがあるんですが、それが『tokyo.sora』のクライマックスで板谷由夏と井川遥が服を脱ぎながら疾走するところに似ている感じがして、まぁそんなに珍しい演出でもないんでしょうが、全体的な空気感とかも何か近いような気がしたんですよねぇ。
それにしても、『マルモのおきて』と本作を一夜の内に観ると云う、何だか奇妙な阿部サダヲ充。
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