chronic life

地下室の屋根裏部屋で

神はサイコロを振らない/第三回

ちょっと詰めが甘いかな、と想うところがない訳でもないですが、全体的には一番グッと来た。ヤッチとアッチの二人が良くてさぁ。ちょっともう、あの二人の息の合い具合は、他の追随を赦さない雰囲気があるな。そんな仰々しいことでもないだろうけど。個人的には、十年前の友達で今も傍にいる人なんて一人もいないけど。原作はどうか判りませんが、少なくともドラマの方は、SF的にどうとかそういうことはぶっちゃけどうでもよくて、「人間ドラマ」とか云うと、かなり薄っぺらく聞こえちゃうけど、やっぱそういうのがいい訳ですよ。で、最後の最後のところで遂に菊介が! そんな気はしてたんだけど、やっぱりか。今のところ、意図はさっぱり判らんが、ただちゃらんぽらんしてただけじゃなかったんだなぁ。それはそれで楽しみが増えた。そう云えば、ラーメンズの片桐さん、漸くまともに出演していましたね。とは云え、あれだけだったけど。娘に完全に負けてるところが面白かったです(小学生みたいな感想だ……)。