chronic life

I can (not) have relations.

『アルジャーノンに花束を』第1話。

まず、脚本監修ではありますが、野島さんがTBSのドラマに関わるのって、2009年の『ラブシャッフル』以来なんだよなぁ。確かに、過去の野島作品を連想させるようなアイテムやモチーフ、それにキャスティングが目を惹きますね。その中でも「母親(ママ)に捨てられた(と思っている)子供」と云うのが、特に印象的だなぁ、と。この辺り、同じく脚本監修をした昨年の『明日、ママがいない』とはかなり直接的に繋がっている感じがしますね。まぁ、もっと昔からよく描いていたテーマだとも云えそうですが……。
今のところ、咲人の両親が回想でしか出てきていないのも気になる。壱成さん演じる久人がどうなっているのかもですが、草刈さん演じる窓花が今どこにいるのか、そして咲人の妹か弟らしき赤ちゃんが、もう既に登場している人物の中にいるんじゃないだろうか?疑惑は、色々と想像の翼を広げる余地がまだあるなぁ、とも(年齢的には、女子大生二人か風磨君くらいですよねぇ)。
で、谷村さんと大政さんの関係は、どことなく『美しい人』の内山さんと池脇さんのことを想起させるなぁ、なんて。それにしても、クラブの描写ってもうこれ以上、何とかならないものなんですかねぇ……。
後、栗山さん演じる遥香が咲人と話す場面で、ちょっと『ATARU』の蛯名舞子に近いものを感じたのは、恐らく織り込み済みなんだろうなぁ。韓哲プロデューサーだし。
初回としては、こんなところで。二回目観たら、もう少し加筆するかも知れません……。

「あいきょ(愛嬌)でしょ」は、実にらしいなぁ、と思いました。