今この瞬間にも、世界のどこかでこんなことが起こっているのだろうか?と考えてしまうと、これはやはりファンタジーなんだよなぁと、今更なことを想ってしまう訳です。僕が忘れてしまっただけなのか、僕が感じ取れていなかったのか、はたまたそもそもこんなことは起こっていなかったのかはっきりしませんが、少なくとも僕の周りはこんな風じゃなかったなぁ、と。それは荒野が女で、僕が男だからなのでしょうか? まぁ、それが小説としての面白さに直結すると云う訳でもないので、僕の意見は云い掛かりも甚だしいとは想いますが、読んでいてあまりに異世界過ぎて、正直乗れなかったのは事実です。高校生の気持ちなら、少しは判るかも知れないので、第三部に期待したいと想います。
荒野の恋 第二部 bump of love (ファミ通文庫)
- 作者: 桜庭一樹,ミギー
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/01/30
- メディア: 文庫
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