chronic life

地下室の屋根裏部屋で

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない/桜庭一樹/富士見ミステリー文庫

読了。うーん、これはいいですね。面白かった。こういうのなら全然読めますよ。リッパー師匠、推薦有難うございました。読んだ後鬱になるとか云われていたので、どうなることかと想っていたのですが、結構大丈夫でした。と云うか、全然大丈夫でしたよ。平気平気。
着地点は最初から判っていて、要はその過程をゆっくりと味わっていくと云った趣向の作品な訳ですが、その過程と云うか、流れが非常に素晴らしい。哀しみが雪のように降り積もると云う、あの有名なフレーズが頭を過ぎりました。それに、自転車で海に行けるところに住みたいなぁ、とも想った。
キャラとしては、何気に担任とか好きですね。クライマックスがいいんだ。それに勿論、お兄ちゃんも。しかし、こういうタッチの挿絵はやっぱり苦手ですね。個人的にはなくて良かったかなぁ。そう云えば、本作を読んで初めて作者が女性であると云うことを知りました。ずっと男性だと想ってました。何故だろう。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

追記

リッパー師匠@id:kirisakineko、これで漸く僕も「富士見ミステリー文庫」読書調査 に参加出来ました。結果はやっぱり

1冊でしたけど。