読了。感想は、後で書きます。出来れば『青い鳥』と絡めて。
何て書いてましたが、どうにも巧く感想が纏まらないので、正直困っています。例によって、絲山さんとは相性バッチリなので、面白かったのは面白かったんですが、何と云うか、これまでになく心に響いている。小説そのものと云うよりも、その脇から滲み出てくる色んなものが、僕の心を震わす。どうにも言語化しようがない。無理にでも言葉にしようとすると、「亜麻布二十エレは上衣一着に値する。」みたいな文章になりかねないので、敢えて省略。絲山さん、やるなぁ。
因みに↑で書いた『青い鳥』ってのは、野沢尚脚本・豊川悦司主演の連続ドラマの方です。アレも逃げてたなぁ……。あ、赤坂真理の『ヴァイブレータ』との対比とかも書いてみたいかも。想い付いただけだけど。
- 作者: 絲山秋子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/02/26
- メディア: 単行本
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