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さようなら、ギャングたち/高橋源一郎/講談社文芸文庫

「『さようなら、ギャングたち』って、どんな意味なんだい?」

読了。最近ハマりにハマっている、高橋源一郎のデビュー作。これは凄い。素晴らしい。世紀の大傑作じゃないですか! 今読んでこれだけの衝撃を受けるんだから、もし多感な十代の頃とかに読んでいたとしたら、一体どんだけのことになっていたか、とても想像出来ない。ガツーンと来ましたよ、滅茶苦茶。
第一部のキャラウェイの件なんかがグッと来るのは当然としても、第三部のⅡの44とか、何気に堪らない訳ですよ、僕は。それに、第二部の「わけのわからないもの」とか看守のところとかも最高ですね。
……とか云いつつも、そんなぶつ切りにしてどうこうって話じゃないし、細かい断章に分かれてはいるけれど、これはやっぱり一つの小説なんだなぁと、特にラストの方を読んでいて、痛切に感じた訳です。素晴らしい。何もかもが、素晴らしい。
例によって図書館で借りて読んだんですが、誕生日プレゼントで自分に買ってあげたいと想います。これはちゃんと自分で持ってないと駄目。いつも手元に置いておいて、日々読み返したりしたいし。

さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)

さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)