読了。先日観た、映画『ココニイルコト』の原案となるエッセイ*1が載っていると云うことで読んでみました。初めて読む方だったのですが、以前から名前だけは見掛けていて、「この苗字、何て読むんだろう?」と不思議に想っていた次第です。因みに、苗字の読み方は「さいしょう」で、母方の旧姓だそうです。
殆どが四頁ほどの短いエッセイで、日常のふとした瞬間に訪れる様々な感情や……ゴメンなさい。凄い適当臭いこと書いてます。巧く説明出来ないんですよ、これが。実際に読んで、感じ取っていただくしか、手はないかと。ま、それほど強くは推しませんが、タイトルと表紙が気に入った方なら、多分中身も面白いと想います。ちょっと、暗い人にお薦めかも。
しかし、こういうエッセイは、実に感想が書き難いですね。

- 作者: 最相葉月
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2001/05
- メディア: 単行本
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*1:「わが心の町 大阪君のこと」