chronic life

I can (not) have relations.

anego/第九回

今回の結論としては、「運命の相手」なんてのは、突き詰めれば「呪い」にしかならないってことですかね。絵里子は勿論として、何だかんだ云って奈央子もその呪いにかかってた訳だし、沢木も結局は、絵里子と別れたかっただけのような気がしてきた。と云うことは、このドラマのどこにも真実の愛なんてなかったんじゃねぇの?と。
会社や実家にまでメールやら手紙やらで不倫を暴露させられといて、それでも電話で「助けてー!」って云われたら、絵里子のこと助けに行っちゃう奈央子って、「アネゴ」って云うか、ただのバカなんじゃないの?って気がしてきた。いや、それでも魅力的ならいいんだけどね……。と云うかまぁ、奈央子しか助けを求められる人がいない絵里子ってのが、かなりイタい訳ですが。
黒沢の唐突なプロポーズとか、父親と屋台で飲むとか、かなり『曲がり角の彼女』と被ってるって云う……しかも、こっちの方が放送が後だから、余計に分が悪いよ。設定だかテーマだかが似てくるのは仕方ないとしても、ここまで展開とかシーンが似ちゃうと、特に後手は厳しいよなぁ。