chronic life

I can (not) have relations.

ラスト・プレゼント

観ました。カテゴリーが[Drama]になっている時点で一目瞭然ですが、先週土曜に放送された、岡田惠和脚本、堂本剛菅野美穂主演の、リメイク版の方です。例によって、オリジナルは観ておりません。僕にとっては、邦画以外は全部洋画なんです(笑)。
ストーリー展開や細かい台詞まで、殆どオリジナルの映画と一緒だったようで、じゃあ、そこには敢えて触れますまいて。「触れますまいて」ってどういうことやねん? けどまぁ、それを聞いて、確かにいつもの「岡田節」みたいなのはあんまりなかったなぁ、とは想いました。ま、岡田さんはオリジナルものも面白いけど、原作有りも巧いから。その分キャスティングは、何か「岡田ファミリー」って感じがしましたけど。主演の二人は勿論、余貴美子さんとか山口あゆみちゃんとか、後田口浩正さんも。
コンビ名が「21世紀少年」で、剛さんの役名が「健児」、その上子供の名前が「直樹」って、想いっ切り浦沢じゃないですか! これは絶対狙ってるよなぁ。もしかしたら、他にも何か浦沢絡んだネーミングがあったのかも知れないけど、ちょっと僕には拾えなかった。他に何か気付いた方がいたら、是非教えていただきたいです。
後は、総じてネタが面白かったなぁ、と想いました。客は全然笑ってなかったけど、一番最初のロシアン・ジョークとかも、僕は結構好きだったし。やはりそこは、お笑いセンス溢れる*1剛さんをキャスティングした甲斐があったなぁ、と。光一君では絶対無理(笑)。勿論、伊藤君も頑張ってたけどね。それと、ハローバイバイが後輩ってのが、何気にツボだった。じゃあもしかして、21世紀少年も東京吉本ですか? って云うか、デビュー何年目だよ、21世紀少年? 後、「お笑い王決定戦」の司会がぜんじろうってのは、一体どういう狙いが……? 今一つ、キャスティングの意図が読み切れなかった。
そんな訳で、宣言通り本筋については全く触れなかった訳ですが、別に面白くなかったとか、感動しなかった訳じゃないですよ。けど、内容について書くなら、やっぱり映画の方もちゃんと観てからの方がいいかなぁ、と想っただけでして。SPドラマとしては、充分に楽しませていただきました。妙子みたいな奥さんがいいなぁ、とか想ったし。
じゃあ、そういうことで*2

*1:と少なくとも僕は想っている

*2:パクリですいません