chronic life

I can (not) have relations.

いざとなりゃ本ぐらい読むわよ/高橋源一郎/朝日新聞社

読了。「週刊朝日」に連載されていた、先日読んだ『退屈な読書』の第一弾。やっぱりエッセイなんだか書評なんだか、よく判らないんだけれど、そんなことは別にどうでも良くて、読んでたら異様にいい心持ちになってきて、まるで居酒屋で一杯引っ掛けているような気分になった。つまり、本と云う名のアルコールである。
以下、関係ない話。僕の実父とタカハシさんは、歳が二つ違いなのだけれど、恐らく僕の父は、今も昔もこんなに沢山本を読んではいない筈だ。精々実家にあったのは、『萩・津和野殺人ライン (角川文庫)』とか、西村京太郎のノベルスとかそれぐらいだったと想う。「だから何だ?」と云われたら、「タカハシさんみたいな親父だったら良かったなぁ」と云い返そうと想う。だって、本代の節約にもなっただろうし。

いざとなりゃ本ぐらい読むわよ

いざとなりゃ本ぐらい読むわよ