『蛇棺葬』の読み始めから勘定すると、間に何冊か別の本を挟みつつも、結局二週間以上、この二冊の描き出す世界に浸り切っていたように想います。今はとにかく、「終わった……のか、これで?」と云う気持ちで一杯です。ホラーをあまり読み慣れないせいもあるんでしょうが、何だか無性にオープンエンドな感じがして、心に溜まったどうにも釈然としない澱のようなものが、払拭されないまま今も残っています。これをどう受け止めるかは、結構悩むところだなぁ。面白かったは面白かったんですけどねぇ(フォローみたいだけど本心です)。
- 作者: 三津田信三
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/12/05
- メディア: 新書
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