chronic life

I can (not) have relations.

演歌の女王/第二回

凄ぇ……。特に後半の、ちょっとあまりにも怒涛過ぎる展開については呆気に取られてしまって、もう「面白い」とかそういう次元を越えて、ただ「凄い」としか云いようがありませんね。もしかしたらこれって、『ラブコンプレックス』並みの実験作なのかも知れません。成海璃子とか、一体どんな役でどんな風に登場するのかと想っていたら、最後の最後にしかもあんな形で出てくるとは……正直びっくりしました。酒井さんの役も、徐々に心の声と云うかダークサイドが見えてきて、かなりいい感じですね。それに前回の幸子同様、半海さんの役の正体ももっと引っ張るのかと想っていたんですが、本当にあっさり出てきてしまったので、個人的にはそこもちょっとしたサプライズでした。後、幸子の存在自体もそうなんですが、ひまわりの妄想パートも実にナチュラルな演出で、常にいい意味で視聴者の期待を裏切るような構成になっていて、観ていて非常にワクワクしますね。あー、遂に予告ではあの名台詞っぽい言葉も聞こえてきたので、益々これからの遊びっぷりが楽しみでなりません。