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清涼院流水『パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.1 One Ace〜ひとつのエース〜』講談社BOX

タイトル長っ! まぁ、そこはご愛嬌と云うことで。昔から、流水御大は自らの書かれる作品を「大説」と呼ばれていますが、それがもしフィクションの枠を飛び越えて、読者の現実に直接影響や利益、或いはある種のスキルを与えるもののことを指しているのだとしたら、これほど「大説」らしい作品と云うのも、これまで存在していなかったような気がします(僕が未読の作品もありますが)。この試みが本当に、十二箇月間で完遂した暁には、真の意味で清涼院流水が「大説家」として成功した、と云えるのだと想います。たとえそれが、限りなく実用書に近付いていたとしても。