サトラレ

昨日深夜にTV放送されたのを録画して観ました。ノーカットで全部観たのは、多分初めて。オダジョー主演のTV版の方が印象に残ってるもんで、映画だとどうしても全体的に駆け足かなぁ、と感じました。エピソード的にもっと丁寧に描いて欲しい部分が幾つかあって、それをやるならやっぱり映画より連ドラだよなぁ、と変に納得してみたり。勿論、映画ならではの良い点も沢山あったと想うんですけどね。夏祭りのシーンとか、実に映画的で面白いなぁと。
途中の無人島のシーンは、まるでセカチューかと想いましたね。映画としてはこっちの方が先なんだけどさ。それに、年齢的にも結構……いえ、何でもありません。鈴木京香は綺麗ですね、とお茶を濁しておく。それと、松重さんがいい感じでした。
演出は、実に本広チック。本当に本広監督なんだから、当たり前ですけど。お偉方の会議シーンとか特殊部隊の活動シーンは、もう日本では右に出る者がいないんじゃないだろうか。キャスト的にもお馴染みの面々が多数出ていて、楽しめました。勿論主演のお二人始め、寺尾さんや八千草さんも素晴らしかったですけど。
後、やっぱ何回観ても自分も「サトラレ」なんじゃないかと想ってしまいますねぇ。ち、違いますよね？　自殺しないから、そうならそうと云って欲しい。

サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS [DVD]