chronic life

I can (not) have relations.

曲がり角の彼女/第一回

想ってたより面白かった。と云うか、期待値が結構低かったせいも知れないけど。キャストと概要を知った時は、正直「あんまパッとしない感じだなぁ」と想った。けど、その「パッとしない感じ」ってのが、このドラマには合っているような気がした。要は真赤なTバックじゃなくて、ベージュのガードルってことだ。その感じを楽しむドラマなんだ、これは。それに気付いた時、漸くこのドラマの面白味が開けたような気がした。そこからは、化粧室での千春となつみのシーンも、上京して来た父親とのシーンも実にいい感じだった。駅で小野さんの見送るシーンは、ちょっとジーンと来たし。まぁ、ラストはもうちょっと捻りようがあったとは想うけど。以下、キャストについて。
稲森さんがジムで必死こいて運動してても、「これ以上痩せてどうすんの?」って感じになっちゃって、お尻の肉が云々って話は、あんま説得力ないかったなぁ。この辺りは、やっぱ青木の方がリアリティ(ry。ま、それだと連ドラとして成立しないかも知れないけど(笑)。後、千春の書く字はあれでいいんだろうか? 仕事が出来るキャリアウーマンって感じとは、程遠い字だと想うんだけど。ま、自分しか見ないノートならあれでいいのか。中身は大人に成り切れてないってことで。
釈ちゃんは、どうだろう。イマイチキャラが固まってない感じがした。彼女自身、未だ手探り状態なのかも。今後に期待。要君は、頑張ってましたね。その頑張りは認めよう、って感じ。しかし、他に誰かいなかったのか?と想わないでもない。一人だけちょっと芝居が浮いてるような気がするんだよなぁ。アメリカ帰りだから?
伊原さんは嵌り役。こういう遊び慣れた感じの、楽に付き合える大人の男みたいな役がよく似合う。不倫相手より、奥さんの方が若いってのは……だけど。金子君の役はいいですよねぇ。途中から完全に彼に感情移入して観てましたからね。千春に気があるんだろうなぁ、100%報われないだろうけど。
部長は接待で頑張ってましたね。サラリーマン役者としての根性を見ました。しかし、ミニモニ。とお下げは関係ない気が……。川島なお美石川亜沙美は、またいてもいなくてもいいような役で、大勢に影響なし。あ、三浦理恵子もか。あの姉妹、案外似た者姉妹だなぁ。伊原さん絡みで、今後千春と対立したりするのかねぇ? 勝ち組だから? モロ『anego』のともさかと加藤雅也と被ってるんですけど。
何か色々長くなっちゃいましたけど、火曜はあんまり深く考えずに楽しめそうなドラマが並んだんで、三箇月楽に過ごせそうです。楽しんでこそのドラマですから。