chronic life

I can (not) have relations.

ヤミツキ! 探偵ミステリー読本

1月9冊目読了。と云うか、前からチョコチョコ要所要所は読んでたんで、読み残しを拾っていったって感じかな? 特に、殆ど知らない作家さんの頁は余り興味がなかったんだけど、こういう機会に見知ってしまうと、又読みたい本が増えてしまうと云う悪循環……はふーっ。
僕なんかも、この本で謳ってあるようなUM世代(読者としてだけど)な訳で、世代や時代的にはドンピシャなんだけど、最近は如何にもそれより更に若い年代をメインに据えていたような気がするので、此処は一つ、一念発起して横山秀夫とかでも読んでみようかな?とか、僕等にとっては館シリーズでさえ既に古典なんだなぁーと改めて実感したり……。嗚呼、是じゃあユヤタンと一緒ですね(笑)。
最後に収録されていた天城一の短篇『ポツダム犯罪』は、何だか善く判んなかった。独特の文章で、淡々と事件が解かれていくもので、今一話に乗るタイミングを逃してしまった感じ。後、僕の好きなミステリーって、結構過剰な程に長いことが重要な気がする。短篇のミステリーは実は苦手かも? せめて『どんどん橋、落ちた』の一篇位の長さは欲しい。四百字詰原稿用紙三十枚は、多分僕の感覚では短過ぎる――のかも?
で、記念すべき今年10冊目は、以前からかなり期待を寄せていた、伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』にします。是を今日中に読了すれば、何とか月間10冊読了のノルマ達成出来ます。さて、何とかしましょう(笑)。