探したり決めたり用意したりしないといけないものが沢山あると云うのは、面倒だったり大変だったりするのと同時に、ワクワクもするものです。何かを決めると云うことは、その先のことを予想して動く訳ですから、リアル・ドリーミングな訳ですよ。勿論、現実的な問題は山積みな訳で、それに翻弄されて頭を抱えることの方が断然多い訳ですが、このワクワク感はなかなか味わえるものではありません。
譬えるなら、文化祭に向けて、出し物や何かの準備をしているような高揚感です。大変だけど苦労じゃない。それは僕が求めていたものです。押井守『うる星やつら２ ビューティフル・ドリーマー』みたいに、文化祭前日がずっと続いているような日々を望んでいたのです。嗚呼、現実の文化祭は案外直ぐに過ぎ去ってしまうからね。おおっ！ こんな処ではてなっぽい話題に流れるとは……いかんいかん、僕らしくないなぁ（笑）。
