chronic life

I can (not) have relations.

九十九十九/読了

たった今、読了したばかりで、未だ一寸放心状態なのですが、一応率直な感想を一言だけ。素晴らしい。素晴らしいよ、この小説は! 読了直後の現時点では、僕の中のオールタイムベスト1と云っても過言じゃないと想う。是迄のマイベストだった笠井潔氏の『天啓の器』(是も何気にマニアックと云えば、マニアックだけど/笑)を、最後土俵際で打っちゃった感じだな、こりゃ。正に力技!と云えばそれ迄だけど、それでも僕の脳内をかき廻して、物語に釘付けにした力は、確かに作品の中に詰まっている。だから、四の五の解説するのは取り敢えず後にして、今は唯、その余韻に浸っています。はい。で、現時点での僕のベスト3は

  1. 九十九十九舞城王太郎
  2. 天啓の器/笠井潔
  3. 絡新婦の理/京極夏彦

……って感じかな? メタだ、メタメタです、僕自身も(笑)。でもやっぱり是は最高ですよ、舞城さん! そして、是から全部読みます、貴方の本……。舞城、万歳ー!!
よし、次は京極先生の『続巷説百物語』だ、オー!