chronic life

地下室の屋根裏部屋で

2007-02-05

 結局、何だかんだで朝9時くらいに寝てしまい。起きたのは夕方4時過ぎのことだった。その後、録画して観残していた土曜深夜の『CDTV』と『ランク王国』、そして昨夜の『華麗なる一族』第四回を観賞。ここから先は、大体いつもと同じような月曜日だったのだけれど、ただ一つだけ、一夜限りの復活を果たした『カノッサの屈辱2007 バブルへGO!!SP』を観られたのが、非常に有意義でした。教授が仲谷昇氏でなかったのは残念ですが、伊武雅刀さんもなかなか良かったと想います。
『ぐっとくる題名』読了。最近にしては珍しく、何度か改行して結構長めの感想を書いてみたのだが、全然感想らしくないし、多分これを読んでも「この本、読んでみたい!」と想うような人は一人もいないことだろう。まぁ、僕は(自分の書いた感想を)そこそこ気に入っているので、個人的にはそれで充分なんですけどね。

最強の美男美女タッグ実現!山P&長澤がフジ月9でW主演

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200702/gt2007020500.html

同枠、同キャストで『僕妹』の連ドラ版をやると云う噂を聞いたりもしていたんですが、オリジナルならその方がいいかな、と云うのが正直なところです。別に『僕妹』の原作がどうこうと云う訳ではなく(未読なもので)、実写化ならもう映画もやってますし、ぶっちゃけこの二人なら原作なしでもある程度の数字は見込めると想うので、だからこそオリジナルの企画で勝負して欲しいんですよねぇ。その企画自体も、なかなか面白そうな設定なので、期待したいと想います。しかし、まだ仮題とは云え、タイトルは絶対変えた方がいいような気が……。

ブルボン小林『ぐっとくる題名』中公新書ラクレ

第3章の「現場篇」において、「エルメス」や「ポルシェ」と云った固有名詞が話題に挙がった時、「そう云えば、『ブルボン』ってお菓子メーカーの名前じゃなかったっけ?」と急に想い出し、そもそもこのペンネームってアリなのかなぁ?と、些か不審がったのだけれど、確かフランスかどっかに「ブルボン家」ってのがあった筈だから、そういう流れでいけばきっと大丈夫なんだろうな、と一人で勝手に納得してしまった。『ぐっとくる題名』の感想だと云うのに、内容にもそのタイトルにさえも触れず、先ずはその筆者名の話から始めてしまう、この僕の愚かしさよ。
もしかしたら人間と云うのは、何かを生み出して、それに名前をつけるために生きているのかも知れない、とさえ想った。それくらいに、題名と云う概念は大切なもののような気がしている。小説や映画や音楽などに限らず、身近な例ではこういう日記やblogのそれぞれの日のタイトルや各エントリーの見出しだって(そもそもサイト名だって、ある意味「題名」である)、広い意味では題名と云えなくもない。
僕は、基本的に(広義の)題名をつけるのが好きである。勿論、なかなか出てこないことの方が多いし、「これはいい題名を想い付いたなぁ」と自分で感心することなんて、稀にもほどがあるのだけれど、それでもやっぱり好きなのだ。だから僕は、これからも「ぐっとくる」題名と云う奴を個人的に模索していきたいと想う。
何はともあれ、これだけ色々な作品の題名が紹介されていたと云うのに、結局枡野浩一穂村弘に対する興味が高まっただけで終わってしまったと云うのが、そこはかとなく駄目な感じがして、自分らしい気がしています。後、カフカの『アメリカ』も。

ぐっとくる題名 (中公新書ラクレ)

ぐっとくる題名 (中公新書ラクレ)