恐らく、『BANDAGE バンデイジ』の前売券を栞にしてこの本を読んだ人は、数えるほどしかいないと想いますが、それが良かったのやら悪かったのやら……。面白かったんですが、ある時から本篇の途中で「注」を読んでいるのか、「注」の合間に本篇を読んでいるのか、よく判らなくなってしまいました。まぁ、それくらい「注」も面白かったと云うことなんでしょうが。因みに、円城さんご自身のお話では、流石に本篇よりは少ないが、「注」だけでも100枚*1くらいはあるそうです。
- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/12/16
- メディア: 単行本
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*1:400字詰原稿用紙換算