chronic life

I can (not) have relations.

のだめカンタービレ/第八回

何かもう、本当にただただ面白かったとしか云えないですね。こんなにも、ドラマとしての面白さを満遍なく感じられる作品と云うのも、近年稀かも知れません。楽しくて切なくて笑えて感動出来て、その上音楽の素晴らしさまで教えてくれる。勿論、原作の持つ力と云うのも大きいんでしょうが、ドラマのスタッフ・キャストの頑張りもひしひしと伝わってきて、非常によく出来ていると想います。今回だと特に、R☆Sオケの初講演とそれを見守っているのだめの表情のカットバックがヤバかった。「ブラボー!」を清良の師匠に取られる佐久間まで含めて、これまでで最高の演奏シーンだった気がします。本当、今週もやっぱり佐久間さんは最高でしたね。出番の量に対するインパクトの強さが尋常じゃないですよ、あの人は。って云うか、やっぱのだめも舞台に上がって欲しいよなぁ。結局、千秋の指揮でのだめがピアノを弾いたシーンとかまだないですもんね。観たいなぁ、聴きたいなぁ。後、のだめの催眠術による千秋のトラウマ克服シーンも、ドラマ的な作劇が実に秀逸で(光や音の使い方とかそういうの)、まだそこまで読んでないけど、多分原作超えたと想う。やっぱ、早く原作追っ掛けなきゃ……。