chronic life

I can (not) have relations.

ロボコン

長澤まさみファンの端くれとしては、観ない訳にはいかないとずっと想っていたのですが、後れ馳せながら漸く観ました。どうにも盛り上がりそうで盛り上がらない、けどやっぱり熱い気がする、って感じが妙にツボにハマって、僕は結構好きでした。けど、所謂ストレートな青春ものって奴とは一線を画していると想うので、そういうのを求めて観た人は、ちょっと肩透かしだったかも知れません。まぁ、「スポ根」じゃなくて「ロボコン」ですからね。で、お目当てだった長澤まさみは、正に魅力全開!って感じで、映画版『世界の中心で、愛をさけぶ』とはまた違ったベクトルで、とても良かったと想います。取り分け、小栗旬君と二人のシーンでの雰囲気が好きで、その中でも一推しなのは、軽トラの荷台で歌ってるシーンですね。しかも、歌っている曲が山口百恵ってのがいい。小栗君は、想像以上に存在感があって、実質主役と云っても過言ではなかったかな、と。常に黒髪・白シャツで、更に前半は眼鏡あり。しかもキャラは、限りなくツンデレ。ある意味萌え要素てんこ盛りでした。いやぁもう、これは絶対小栗旬ファンは観るべきですよ。まぁ、もう大抵の人は観てるんだろうとは想いますけど。一方、塚本高史君はよくあるヤンキーキャラで、見せ場もそんなになくて、メインの四人の中ではちょっと弱かったかな、と。あ、でも、部長役の伊藤淳史君もそんなに見せ場らしい見せ場はないような気がしたし、いい勝負かも知れません。小栗君に、アイディアのことで詰め寄られてるところは良かったけど。後はもう、今更こんなこと書きたくないんだけど、荒川良々はどの作品で何をやっても、絶対いい仕事するよなぁ、と。だって、卑怯だよ、あんなの。笑うに決まってんじゃん! そんな訳で、期待以上に面白くて充分満足致しました。合掌。

ロボコン [DVD]

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