読了。うわーやべー、何だこれー。読み終わったばかりで、当方只今非常に興奮しております。最後まで読んでも、やっぱりべらぼうに面白かった。寧ろラストが素晴らし過ぎる。激賞。大絶賛。あえて云うけど、これが面白かった! 前にも書いた気がするけど、既に今年のベストは決まったな。もう本当に、こういうの大好き。いつものように借り物で読んだ訳ですが、ぜってぇ買う。手元に置いておかないとヤダヤダ。俺の気が済まない。
僕が読み終わって*1最初に想ったのは『カーニバル』*2と『万物理論』を足して2で割らないような小説だなぁ、と。勿論、反論は色々とおありでしょうが、僕の興奮の度合いとしてはそれ位な訳ですよ。もう何か、色んな意味で。読んでいる最中のドライヴ感とか半端じゃない。完全に僕は「本」と一体化してましたね。あ……いや、書き過ぎ注意。僕の感想で「読もう」とか想う人はいないでしょうけど、あまり興を殺ぐのもアレなんで、いつもにも増して内容には触れないぞ。まぁ、自分のことしか書けないだけなんだけど。
それにしても、加古沢の小説は滅茶苦茶読みたいし、『ドーキンズ・ガーデン』は死ぬ程やりたい。どうしてくれよう、このフラストレーションを。誰か書いてよ、作ってよ。無理かなぁ……。
それにしても、今年は1月から本当にいい本ばかりに当たっていて、恐い位です。その分後で、何かツケが廻ってくるんじゃないだろうか?
最後に、作者ご自身による内容紹介をご紹介。読んだ後に見てね。特に「まぼろしのあとがき」は、絶対後で読んだ方が良い。
http://homepage3.nifty.com/hirorin/messaagecm.htm
- 作者: 山本弘
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/11
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