chronic life

地下室の屋根裏部屋で

偶然も実力の内

講談社文三の2005年の隠し玉「新世代作家ミステリーフェア」でお馴染みの佐藤友哉in「ダ・ヴィンチ」ですが、今月号はそれだけじゃないぞ。いつも後ろの方に載っている「旬の本棚」と云うコーナーが、今月は〈クリスマスに贈りたい本47冊〉と云う企画をやっているのだけれど、その中でなんと《クリスマスに読む新定番》と云う括りで、『クリスマス・テロル invisible×inventor (講談社ノベルス)』が紹介されているのですよ。しかも驚くなかれ、あのカポーティと一緒にですよ! なんでしょう、このシンクロニシティは。勿論、どちらか*1がどちらかを意識した訳がないのですが、確かに両雄が一つの括りに纏められているのです。
因みに、カポーティで紹介されているのは『クリスマスの思い出』ですよ。併せて読んでみては如何かしら?