chronic life

I can (not) have relations.

ECCO/滝本竜彦

と云う訳で、初タッキー! あ、滝沢秀明だと想って飛んで来た人すいません。此処で僕が云っているタッキーとは、ひきこもり世代トップランナー滝本竜彦氏のことですので、悪しからず。まぁ、僕はタキツバも好きだけどね(笑)。
閑話休題――はさておき、想っていたより結構サラッとしてたねぇ、滝本さん。もっとドロドログチャグチャしてて*1、取っ付き難い感じの文章なのかと、勝手に想像していたんだけど、全然そんなことなくて、真っ当にライトノベルって感じがした。僕が想う「ライトノベル」ってのは、こういう感じのことです。大風呂敷の広げっぷりとか、最後の一文の意味深加減も含めてね(笑)。まぁ、若干独り語りがドツボに嵌っている節はあるけれども、それは彼も持ち味だから(笑)。
後、この作品の使用書体も好きだな。読み易いし、話の内容にも合ってた気がする。
次はそろそろ、舞城の初翻訳、トム・ジョーンズの『コールド・スナップ』。二十数頁だから、きっと直ぐ読めるかと――微妙(笑)。基本的に洋物は苦手*2なんだけど、舞城の何時もの暴れっぷりなら、きっとスカッとさせてくれるでしょう。

*1:2ちゃん的に

*2:小説も音楽も映画もその他諸々