chronic life

I can (not) have relations.

天啓の漆

正典『天啓の宴』・『天啓の器』・『天啓の虚』(未刊)
解説『天啓の写』
偽典『天啓の骸』
それを受けて僕は、一体どんな物語を紡いだら良いのか? 一つだけ云えることは「う」から始める三文字で、漢字一字で表せられるものであると云うこと。いや、一体どんな縛りだ、それは(笑)。しかし、正典が『宴』・『器』・『虚』と続き、更に解説迄『写』なんてされてしまうと、それはもう不文律のような気がして来てしまうのだ。ある種、大文字の作者に因って作為的に用意されている、大きな物語であるような……。
とすれば、王道な感じだとうれいうつつうらみうずきうろこ等々。一寸変化球だとうさぎうなじうわさうなぎとか……。しかし何故か、是の見出しは『天啓の漆』。何かね、急に想い付いたのよ、パッと。だって漆ですよ、漆。一寸面白いじゃん、響きとして。それに、善く善く深く考えてみると、なかなか意味深じゃない、漆って。何度も何度も塗り替え、塗り上げていく感じが、物語を紡いでいく過程を擬えているような気がしないでもないし(笑)。
つうか、是って別に11日じゃなくていいな(笑)。今日の分に移記しようっと*1

*1:13日分に移記しました