chronic life

I can (not) have relations.

近況等

今日は、病院に行きました。俗に云う、通院です。当たり前です。昔の日記でも、是と善く似た書き出しをした気がしてきて、自分の文章力と発想の貧困さに、一寸鬱(笑)。先週金曜の夜に急に体調が悪くなって、病院に担ぎ込まれた時に担当した医師から「次は月曜日に来て下さい」と云われたもので。変な処では意固地だったり頑固だったりする僕ですが、そういう要請にはほぼ100%の確率で従順に応えます。根が小心者なもので。
と云う訳で、体調不良のため暫く棚上げになっていた『梟の巨なる黄昏』を携えて、午前9時過ぎに家を出る。病院迄の地下鉄の経路を若干変更したため、移動時間が今迄よりも10分程短縮された。その代わり、片道70円高くなったけど……。病院に着いてからの待ち時間の間、ずっと『梟の〜』に熱中していたと云うのは、又別のお話。
診察室に入って、実際に診察が始まっても、何だかとっても印象が希薄なのは何故なんだろう? 僕の担当の先生はどうにもお忙しいらしく、機械のメンテナンスか何かのように、淡白に流れ作業で診察している。幾ら会話を振ったり心情吐露してみたりした処で、どれだけ打っても響かない。暖簾に腕押し、糠に釘じゃー(笑)。
で、帰って来てからはーの勧めで一寸仮眠をとって今に至ります。はい。
あ、忘れてたけど、後一つ。今日僕が帰り掛けに入った書肆で、歌野晶午氏の『葉桜の季節に君を想うということ』を探したのに見当たらなかったので、店員の方に訊いてみると、作者名も作品名も要領を得ない。ぶっちゃけて云えば、判っていないらしいのだ。2003年度『本ミス』&『このミス』ダブル1位の作品なのに、どうして知らないのさ? 少しだけ、書店員のレヴェルに落胆して、その書肆にはもう二度と行かないぞ!と、心に決めた一日だった――。