野島伸司『スヌスムムリクの恋人』小学館

「だってナオチャンは病気だから」
「ああ」
「世界中の人に愛されたい病だよ」ノノはプクッと頬を膨らませて笑った。「こんなカワイイ子が横にいてもそうなんだから」
　僕は指で拳銃を作って自分の眉間を撃ち抜いた。「ホントにそうだね」（p.248）

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スヌスムムリクの恋人