「六十の半分」以外の二作は再読でした。まぁ、「ブルー、イエロー、オレンジ、オレンジ、レッド」は初出から改題されてますけど(流石に、デビュー作と全く同じタイトルって訳にはいかなかったのかもなぁ)。三作とも凄く面白かったんですが、初めて読んだせいもあってか、「六十の半分」が一番鮮やかな感じがしました。この長さ*1とテンポの良さ、そしてそこに描かれている人物も含めた風景全体が、とても好ましかったです。
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/04
- メディア: 単行本
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*1:と云うか短さ