原作の方は全く読んでいないので、そちらとの比較はしようもないんですが、連ドラとしてはなかなかの滑り出しだったんじゃないだろうかと想います。トリックとかはまぁ、あんなもんですよね。それより、個人的にはケルベロスがかなりいい感じでした。いやー、ラストとかちょっと痺れたなぁ。前クールの『ライアーゲーム』三回戦のヨコヤから、鈴木一真さんのヒールっぷりにハマりつつあります。しかし、ゲストのキャスティングはもうちょっと考えた方がいいと想ったなぁ。あれじゃあ、トリックとか動機とか何一つ判らなかったとしても、登場した瞬間に誰が真犯人か直感的に気付いてしまうじゃないですか。まぁ、一時間のドラマでこういう連続殺人事件を描こうとした際に、どうしてもぶち当たらざるを得ない壁なのかも知れませんが。それにしても、志田未来は出る作品毎に成長著しいなぁ。神木君も着実に成長していっているのに、それを掻き消してしまいそうなほどだもんな。
