数年前『リリイ・シュシュのすべて』を観て以来、あんなに好きだった岩井俊二が若干トラウマになってしまって、それ以降の新作は観ていなかった。しかし、そろそろ心のしこりも解れてきたようなので、ずっと気になっていた『花とアリス』を観ました。結論から云うと、とっても良かったです。非常に繊細で、淡雪のような青春でした。映像・音楽の美しさもさることながら、主演の蒼井優と鈴木杏の輝きが眩し過ぎる。二人共、これまで観た中で一番素晴らしかったかも知れません。その二人の恋の相手となる、宮本先輩役の郭智博もかなり良かった。それ以外にも、カメオ出演と云うにはあまりに贅沢なキャストが数多く出演していて、そういう意味でも見応えあり。いやー、いい青春だった。
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