読了。例によって、感想が書き難いんですよ、こういう本は*1。
1988年から89年にかけての一年間「海燕」に連載された文芸時評をメインに、いつもの如く「文学」に関するお話な訳です。色々と横道に逸れたり、「文学」とは全然関係ないことを語っていたりするようで、やっぱりそこにあるのは「文学」についてのことで、「凡ての道は文学に通ず」ってなフレーズが、頭の中を過ぎったり過ぎらなかったり……。
後、関係ないけど、平仮名と片仮名を逆遣いしている文章は苦手だな、と云うことを改めて痛感した。
- 作者: 高橋源一郎
- 出版社/メーカー: 福武書店
- 発売日: 1989/04
- メディア: 単行本
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*1:何度こういう書き出しをしたことだろうか……。