chronic life

地下室の屋根裏部屋で

文学がこんなにわかっていいかしら/高橋源一郎/福武書店

読了。例によって、感想が書き難いんですよ、こういう本は*1
1988年から89年にかけての一年間「海燕」に連載された文芸時評をメインに、いつもの如く「文学」に関するお話な訳です。色々と横道に逸れたり、「文学」とは全然関係ないことを語っていたりするようで、やっぱりそこにあるのは「文学」についてのことで、「凡ての道は文学に通ず」ってなフレーズが、頭の中を過ぎったり過ぎらなかったり……。
後、関係ないけど、平仮名と片仮名を逆遣いしている文章は苦手だな、と云うことを改めて痛感した。

文学がこんなにわかっていいかしら

文学がこんなにわかっていいかしら

*1:何度こういう書き出しをしたことだろうか……。