読了。画像が出ませんね。まぁいいか。表紙は……だし。多分、初電撃文庫。で、この作品がライトノベルとしてどうなのかは判りませんが、そんなことはどうでも良く。前半の連作っぽい作りは割と好きなのですが、後半の所謂『セカイ系』*1っぽい流れは、如何にもな感じがして、あまり好きにはなれませんでした。と云うか後半、世界の存亡を掛けた大勝負に向けて、いきなりアーミーな話が表面化してくのが、どうも前半のセンチメンタルな感じと合わなくて、どうにも捉えどころを失くしてしまったと云うか。前半の切ない感じの連作を重ねていくと云うのも、アリと云えばアリだと想うのですが。まぁ、そこは好みの問題と云うことで。
それとやっぱり、挿絵がなぁ……。上手い下手以前に、話と合ってないと想うんですけど。ああ後、入江はなかなかいいキャラだと想いましたよ。「ジャンプ」の漫画とかに出てきそう(笑)。
塩の街―wish on my precious (電撃文庫)
- 作者: 有川浩,昭次
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2004/02/01
- メディア: 文庫
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*1:適当に使っているので、適不適は保留