chronic life

I can (not) have relations.

起承転結

ある人からの助言で、今日からはてなで毎日400〜800文字位の、ちゃんと起承転結のある文章と云うのを書いていくことにした。僕の「話をちゃんと終わらせられない症候群」の治療のためだ。と云うか僕は昔から、きちんと終わり(オチ)のある話と云うのが極端に苦手だった。『タイガー&ドラゴン』の虎児ではないけれど、話に終わりを作ると云うのがどうにも駄目だった。何時も話の最後を濁したり、結論を先送りにしたりして、有耶無耶のまま終わらせてばかりだった。それがあまり良いことではないと云うのは自分でも自覚していたが、どう頑張ってもそれが改善されることはなかった。頑張りが、足りなかったのかも知れない。いや、恐らくそうだろう。僕にとって努力の云うのもまた、苦手なものの一つだったのだ。何と云うか、これはもう救いようがないと云うか、ある意味末期症状のような気もして来た。「丁度今日から3月だし、区切りもいいから始めてみるか」と、軽いノリで始めてみたのはいいが、初回から既に迷走している。あー、こんな話で始めるんじゃなかった。もっと作り込んだ、普通の短篇小説みたいな態にすれば良かったのか。或いは全然関係ない、僕の日常の些事を膨らました話でも書けば良かったのか。いかん。このままではとても「結」に向かいそうにない。どうして他の人達は、あんな普通にちゃんと起承転結のある話が書けるんだろう? それが不思議で仕方がない。こんな僕でも、こうして修業を続けていれば、何時かは皆のようにちゃんと終わりのある話が書けるようになるだろうか? 小気味いいオチがつけられるようになるのだろうか? 不安と期待が入り混じった、どうにも不安定な心持ちだ。
初回から既に、行き詰まりを感じた。

追記

「結」って何だろうね。オチって何だろうね。終わりって、一体何なんだろう……。