何かをいやだと思う部分が、ずっと前から壊れてしまっているのだと思った。それを作り出す器官が生まれたときから故障しているのかもしれなかった。(p.190-191)
第31回野間文芸新人賞受賞作。「ハード純文学」と云う感じがしました。
- 作者: 村田沙耶香
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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何かをいやだと思う部分が、ずっと前から壊れてしまっているのだと思った。それを作り出す器官が生まれたときから故障しているのかもしれなかった。(p.190-191)
第31回野間文芸新人賞受賞作。「ハード純文学」と云う感じがしました。