『自分で自分を殺すなら二十五歳までだな』(p.47)
「いい加減にしろや」叔父の声が低くなる。「お前は社会に参加できないゴミクズだ。お前は世界に入れない仲間はずれだ。どんなに否定しようが、その事実からは逃れられない。でも俺は違うぞ。確かにお前の定義では肉のカタマリかもしれないけど、それでも社会に参加してるし世界に仲間入りしている」(p.164-165)
- 作者: 佐藤友哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 単行本
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