chronic life

I can (not) have relations.

パッチギ!

ちょっと真面目なことも色々と想ったり考えたりはしたんですが、基本的に根がスチャラカなので、ここにはスチャラカな感想だけを書くことにしたいと想います。先ず、今回この映画を観ようと想った動機の50%くらいは、このところ出演作を観まくっている真木よう子さんが出ているからだったんですが、本篇で彼女が登場しても暫くは、それが真木さんだと気付くことが出来ませんでした(具体的に云うと、最初のボーリング場のシーンまで)。そんな感じなので、個人的には後半の看護婦*1姿の方が良かったです。まぁ、服装と云うよりは髪型の問題と云う気もしますが。それと、これまで気付かなかったんですが、ああいう髪型だとちょっと広田レオナさんに似てるかな、と想いました。後はやっぱり、キャラクター的にもオダギリさんの役が美味しかったですね。あの役は狡い。だからこそ、今ああいう役をやれるのはオダギリさんしかいなかった、と云う気にもさせてくれます。主人公の友達役だった小出恵介君については、これの前に『初恋』を観てしまっていたのが、ちょっと拙かったかも知れません。役柄は全く異なるので、ゴッチャになってしまうようなことはなかったんですが、エピローグのアレとかも考えると、やっぱり多少の違和感はありましたね。それにしても、ケンコバさんを高校生役で納得させてしまう力と云うのが、井筒マジックなんだろうなぁ。

*1:時代的にこの言葉が適切と想われる