chronic life

I can (not) have relations.

2006年を振り返る《書籍篇》

下記の通り、映画は昨年よりも二倍以上の本数を観ることが出来たんですが、その分なのか本の方は結構減ってしまい、2006年の総読了数は162でした。その中でも特に印象的で、どうしてももう一度紹介したい作品を、何とか厳選して十三作ほど挙げてみました。ここに挙げている他の作品についてはある程度、需要と供給の場が合っているような気がするんですが、『愛についてのデッサン』に関しては、本当にもっと多くの人に読まれて欲しい作品だと想いました。僕の2006年に読んだ小説、ベスト1です。

愛についてのデッサン――佐古啓介の旅 (大人の本棚)

愛についてのデッサン――佐古啓介の旅 (大人の本棚)

小説伝 (福武文庫)

小説伝 (福武文庫)

ブラバン

ブラバン

羊をめぐる冒険 (上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険 (上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫)

上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)

上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)

蕭々館日録 (中公文庫)

蕭々館日録 (中公文庫)

アクロバット前夜

アクロバット前夜

さよならアメリカ

さよならアメリカ

ウロボロスの純正音律

ウロボロスの純正音律

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

夜をゆく飛行機

夜をゆく飛行機

  • アトモスフィア/西島大介/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション

アトモスフィア〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

アトモスフィア〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

アトモスフィア (2) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

アトモスフィア (2) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

虹ヶ原 ホログラフ

虹ヶ原 ホログラフ

今年は特別に、ベスト短篇賞として村上春樹の「沈黙」(『レキシントンの幽霊』文春文庫所収)も挙げておきたいと想います。短篇としては、これまでに読んだ凡ての作品の中でも三本の指には入ろうかと云うほど素晴らしかったです。来年も引き続き、春樹は読んでいきたいと想います。先ずは『TVピープル』と『ねじまき鳥クロニクル』を。
レキシントンの幽霊 (文春文庫)

レキシントンの幽霊 (文春文庫)