chronic life

地下室の屋根裏部屋で

2006年を振り返る《映画篇》

去年は全部で三十本しか観られなかったんですが、今年は結構率先して観たので、映画館とTVやDVDなどで鑑賞したもの(二回目以降の作品*1も含む)を合わせると、一年間で七十一本観ることが出来ました。と云う訳で、その中でも特に印象的だった作品を、映画館で観たものとTVやDVDなどで観たものの中から、それぞれ厳選して五作ずつ挙げたいと想います。個人的には、今年は本当に映画イヤーでした。

先ずは、映画館で鑑賞した作品から五作。

  • ゆれる

ゆれる [DVD]

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  • 手紙

手紙 スタンダード版 [DVD]

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嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]

嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]

次点は、『ストロベリーショートケイクス』『THE 有頂天ホテル』辺りです。とにかく、上二つはあらゆる人にお薦めですね。『ワールドシリーズ』は、完結篇であると同時にシリーズの集大成と云った趣きで、非常に素晴らしかったです。『虹の女神』は、完全に個人的な趣味ですね。上野樹里演じるヒロインが、凄く好きでした。

続いて、DVDで観た作品から五作。

運命じゃない人 [DVD]

運命じゃない人 [DVD]

リンダリンダリンダ [DVD]

リンダリンダリンダ [DVD]

蛇イチゴ [DVD]

蛇イチゴ [DVD]

次点は『イン・ザ・プール』『好きだ、』『カナリア』など。特に、上から二番目の『運命じゃない人』は、内田けんじ監督の劇場公開第一作とはとても想えないクオリティの高さが非常に気に入り、色んな人に布教して回りたい衝動に駆られました。上記の『虹の女神』を観た時にも想ったんですが、映画は観るのも楽しいけれど、もしかしたら作るのはもっと楽しいかもなぁ、と。勿論、大変なことも多いでしょうけどね。後、西川美和監督の作品が両方に入っているのが、実に今年を象徴しているかな、と。そんなこんなで、来年はもっと頑張って、年間百本以上観られればいいな、と想います。

*1:短期間に続けて観たものはノーカウント