chronic life

I can (not) have relations.

私の頭の中の消しゴム

こりゃあ、日本でヒットするわ。だって、こういう話大好きじゃないですか、多くの日本人って。まぁ、何の屈託もなく、僕はその大多数に属していると主張したい訳ですが。いやー、泣いた。普通に泣いた。終盤の手紙のところとかボロボロ泣いた。それに、詳しくは書かないけど、あの呼び掛けるシーンとかでも泣いた。号泣と云っても過言ではない。とは云え、僕が泣くのは味噌汁に豆腐が入っているくらいよくあることなので、それで面白さの度合いを見極めるのは難しいと自分でも想うのですが、これは素直に良かったと云える気がする。冷静な気持ちで考えてみるに、先ず「私の頭の中の消しゴム」と云う邦題が非常に秀逸。原題がどうなっているのかは判りませんが、この邦題を想い付いた人は、もう絶対その瞬間にガッツポーズをしたんではなかろうかと。それくらい良い。それと、今回僕の観たTV版では、主役の二人の吹替えをそれぞれ谷原章介さんと小西真奈美さんが担当されていたんですが、これがまた素晴らしかった。もう、このままのキャストで逆輸入的にドラマ化して欲しいと感じたほど、声と役が合っていたような気がしました。まぁ、実際に演じるとなったら、谷原さんに工事現場はあんまり似合わないでしょうけど。後半は、概ね大丈夫なんじゃないですかね。って云うか、これはやっぱり映画だと前半が駆け足っぽいので、連ドラの方がいいですよ。あ、それが『Pure Soul』ってことか。DVDとかレンタルして観ようかな。この時代の日テレ*1月曜10時枠って、あんまり観てなかったんだよなぁ。具体的に云うと、『明日を抱きしめて』から『ギンザの恋』まで。うわぁ、なんでこんな話の展開になったんだろう。まぁ、結局今はこの枠って、ドラマから撤退してるからいいじゃないですか(誰に対する云い訳なんだ、これは)。

*1:実際はよみうりテレビ制作だけど